昭和を代表する歌手に、彼女は欠かせない。
歌唱力は当時日本史上最高と評され、作詞・作曲もこなす。
そんな彼女には、歌謡界では暗黙の時代分けがある。
整形前と後である。
造られた顔とはいえ、とても時代を反映したキュートな顔。
こういう顔は好きである。
さて、
彼女の美への執着は、現在までも続く凄まじいものだが、
その体にかかった不自然な力は、現在では経年劣化し見るも無残な…
ヒィッ
現在はアルフィーの高見沢氏の様だ。
決して整形を否定するわけではない。
劣化するのがわかっていても、人生において一瞬であろう「美」への追及。
御美事!
その気概は誰にでも真似できるものではない。
ちなみに私は整形前の彼女の方が愛嬌があって一番好きである。
さて、前置きが長くなったが、初期のカバーポップス時代はいつかまた紹介することにして、
今回は77年に、彼女が作詞作曲を手掛けた「超名曲」を紹介。
大昔深夜にこの曲が歌われるシーン(映画のエンディングの何分か)だけちらっと見たが、
その一瞬に曲の素晴らしさにやられた!
しかし若かった私は誰の歌かはもちろん、何の映画なのかもわからぬまま、
曲のサビと、映っていたギョロ目の野性味あふれる男性の顔だけを記憶に残し、十数年過ぎた。
そして、この情報社会に入り、インターネットでギョロ目の俳優から探っていった。
その俳優は千葉真一。そういえば千葉ちゃんの顔だった。なんで気が付かなかったのか。
ここまで来たらもう糸を手繰り寄せるだけ。やっと判明したのが「ドーベルマン刑事」という映画。
この「マイ・メモリィ」はCD化されてないという情報があり、
シングルレコードを探しまくったが見つからず…。
しかし、ふとツタヤ渋谷で発見した6枚組のベストに奇跡的に収録されていた。
千葉ちゃんのセリフが邪魔にならないバージョンとのご対面である。
長い道のりだった。
昭和の良い曲というのは何かしら、映画とかかわりのあるものが多い、
サントラ好きの僕のアンテナに引っかかるだけかもしれないが。
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