2011年1月22日土曜日

弘田三枝子

昭和を代表する歌手に、彼女は欠かせない。



歌唱力は当時日本史上最高と評され、作詞・作曲もこなす。
そんな彼女には、歌謡界では暗黙の時代分けがある。
整形前と後である。


造られた顔とはいえ、とても時代を反映したキュートな顔。



こういう顔は好きである。

さて、
彼女の美への執着は、現在までも続く凄まじいものだが、
その体にかかった不自然な力は、現在では経年劣化し見るも無残な…



ヒィッ


現在はアルフィーの高見沢氏の様だ。



決して整形を否定するわけではない。
劣化するのがわかっていても、人生において一瞬であろう「美」への追及。

御美事!

その気概は誰にでも真似できるものではない。
ちなみに私は整形前の彼女の方が愛嬌があって一番好きである。



さて、前置きが長くなったが、初期のカバーポップス時代はいつかまた紹介することにして、
今回は77年に、彼女が作詞作曲を手掛けた「超名曲」を紹介。



大昔深夜にこの曲が歌われるシーン(映画のエンディングの何分か)だけちらっと見たが、
その一瞬に曲の素晴らしさにやられた!
しかし若かった私は誰の歌かはもちろん、何の映画なのかもわからぬまま、
曲のサビと、映っていたギョロ目の野性味あふれる男性の顔だけを記憶に残し、十数年過ぎた。
そして、この情報社会に入り、インターネットでギョロ目の俳優から探っていった。
その俳優は千葉真一。そういえば千葉ちゃんの顔だった。なんで気が付かなかったのか。
ここまで来たらもう糸を手繰り寄せるだけ。やっと判明したのが「ドーベルマン刑事」という映画。


この「マイ・メモリィ」はCD化されてないという情報があり、
シングルレコードを探しまくったが見つからず…。
しかし、ふとツタヤ渋谷で発見した6枚組のベストに奇跡的に収録されていた。
千葉ちゃんのセリフが邪魔にならないバージョンとのご対面である。
長い道のりだった。

昭和の良い曲というのは何かしら、映画とかかわりのあるものが多い、
サントラ好きの僕のアンテナに引っかかるだけかもしれないが。

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