2011年1月28日金曜日

フォーリーブス - ちょっと待って下さい(「はじめての世界で」B面)



原題「chotto matte kudasai」→原曲Link

題名を聞くと吹き出しそうだが、なかなかどうして!な、ハワイ発の名曲。

上はフォーリーブスがカヴァーしたものだが、非常によくできている。

最近のジャニーズは、パッと聞いただけではわからないくらい同じような声。
ゴーストシンガーというか、吹き替え担当がいるんじゃないかと思うくらいである。
更に一歩間違うと男娼集団にしか見えない。

80年代くらいまでは、個性的というか、歌手と呼べる人やグループも少なからずいた記憶。
フォーリーブスも、実力があったグループであり、なかなかいい曲を残している。

そして、以前の「また逢う日まで」で紹介したレコードに入っていたバージョンがこれ。


この曲はハワイのみならず、アジアを中心に世界で人気があるようで、
有名な日本語といえば、「コンニチワ」「アリガトウ」のほかに
「チョットマッテクダサイ」も多いらしい。

日本人とハワイの人の恋の歌なのか。
素敵な訳がネットにあった。

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チョットマッテ クダサイ
涙涸れるまで どうぞお願い
'サヨナラ'の意味はきっと Goodbye
そのわけはまだ私 聞いていない

サクラの咲いた 春の頃
共に歌った 二人の心
今はサクラも 散ってしまった
そして二人の 愛もまた

チョットマッテ クダサイ
涙涸れるまで どうぞお願い
あなたなしには 生きてゆけない
どうか行かないで クダサイ
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嗚呼、悲し・・・。

そんな今日はフォーリーブス、青山 孝史氏の命日だ。

2011年1月23日日曜日

ケメ子

この昭和な響き。
60年代後期に流行語になったものらしい。


ニール・セダカの曲をアレンジしたこの2曲は、“競作”という形で発表された。
(出だしの部分だけだろうが)

元ネタ→Link

片や明るく、片や暗い曲調。

こちらのダーツの方が若干売り上げは上だったようだ。
編曲は巨匠ハマクラ!(浜口庫之助)





私はジャイアンツの方が虫声が前面に出て、コミックソング調で好きである。

2011年1月22日土曜日

弘田三枝子

昭和を代表する歌手に、彼女は欠かせない。



歌唱力は当時日本史上最高と評され、作詞・作曲もこなす。
そんな彼女には、歌謡界では暗黙の時代分けがある。
整形前と後である。


造られた顔とはいえ、とても時代を反映したキュートな顔。



こういう顔は好きである。

さて、
彼女の美への執着は、現在までも続く凄まじいものだが、
その体にかかった不自然な力は、現在では経年劣化し見るも無残な…



ヒィッ


現在はアルフィーの高見沢氏の様だ。



決して整形を否定するわけではない。
劣化するのがわかっていても、人生において一瞬であろう「美」への追及。

御美事!

その気概は誰にでも真似できるものではない。
ちなみに私は整形前の彼女の方が愛嬌があって一番好きである。



さて、前置きが長くなったが、初期のカバーポップス時代はいつかまた紹介することにして、
今回は77年に、彼女が作詞作曲を手掛けた「超名曲」を紹介。



大昔深夜にこの曲が歌われるシーン(映画のエンディングの何分か)だけちらっと見たが、
その一瞬に曲の素晴らしさにやられた!
しかし若かった私は誰の歌かはもちろん、何の映画なのかもわからぬまま、
曲のサビと、映っていたギョロ目の野性味あふれる男性の顔だけを記憶に残し、十数年過ぎた。
そして、この情報社会に入り、インターネットでギョロ目の俳優から探っていった。
その俳優は千葉真一。そういえば千葉ちゃんの顔だった。なんで気が付かなかったのか。
ここまで来たらもう糸を手繰り寄せるだけ。やっと判明したのが「ドーベルマン刑事」という映画。


この「マイ・メモリィ」はCD化されてないという情報があり、
シングルレコードを探しまくったが見つからず…。
しかし、ふとツタヤ渋谷で発見した6枚組のベストに奇跡的に収録されていた。
千葉ちゃんのセリフが邪魔にならないバージョンとのご対面である。
長い道のりだった。

昭和の良い曲というのは何かしら、映画とかかわりのあるものが多い、
サントラ好きの僕のアンテナに引っかかるだけかもしれないが。

2011年1月19日水曜日

また逢う日まで~Lovers And Fools



超有名な日本語版に隠された英語版。
なぜキヨヒコさんは、テレビで歌うとあんなにサビをハズすのか?
彼に限らずベテランは、久しぶりに歌ってもらうとき、こちらはオリジナルで聞きたいのに、
決まって何十年もの間に独自に進化させたアレンジを加える。

多くの人はキヨヒコさんがオリジナルと思っているようですが、実は(発売された中では)こちらが先。



ヒットしなかったため、リメイクされた。

この曲は映画 野良猫ロックシリーズのたしか「マシンアニマル」で挿入されていたが、
えらく違和感があったのを覚えている。→Link




これは神保町の中古レコード屋さんで発見。
入荷したてで検盤を兼ねて店内で流されていたモノを、
値札もついてない状態で強引に購入したもの。

はっきり言って、どこのだれか知らない状態だったが、ハワイのレコード。
ハワイでは結構有名なピアニストで、来日経験もあるらしい。

海外のレコードだが元ネタが日本ということでこちらのブログに。

もう一曲いいのが入ってたのだがこれは後日…。

2011年1月17日月曜日

黛ジュン - ブラック・ルーム

※著作権上の問題で楽曲がことごとく載せられません。
しばらくブラックルームについては映画の動画でお聞きください。

レコード大賞を受賞した「天使の誘惑」のB面に収録。
ジュンのナンバーはノレる!


ちょうど日本の歌謡曲が、アメリカ等のカバーポップスから脱却し始めた頃、
大きな存在感を出した、ビート歌謡の女王!

作曲家三木たかしの実妹である彼女、ショートカットがかなりナウ。


僕が生まれた当時、まだこんな人いた。
結構タイプ。





踊っている人らのリズム!この無表情!
シュールさに虜!


ジュンの動画ではないがゴーゴーダンスの熱狂!

ラリパッパな感じがナイス!