2012年8月9日木曜日

研ナオコ - 愛をもう一度



8月6日、そして本日9日は日本が原子爆弾を落とされた日。
よく目にする言葉だが「世界唯一の被爆国」というのを、改めて認識する日。

という事もあり、今回は核戦争によって変わり果てた地球が舞台の「未来少年コナン」から、
その劇場版のオープニングとして使われていた曲をご紹介。

歌い手は研ナオコ。
バラエティ色の強い、近年の彼女しか知らない人にはこの歌唱力は驚愕だと思う。

アニメとしてもよくできた作品で、いつ観てもまったく古さを感じさせない。
そのたびに文明や戦争について考えさせられる。

特に去年の震災では自らが選択し保有した核(原子力)の事故により、
新たな視点が日本人には加わった。
戦争による被爆と天災(人災)による被曝。
日本は核により戦争が終わり、原子力で発展し、今回また放射能の脅威にさらされている。
近年ずっと核に振り回されてる気がしないでもない。
だけども全廃するには、進みすぎてしまったかもしれない。
それでも全廃を理想に掲げるか、共存の道を探すか。

核について考えるのも、日本人の夏。
今年は、コナンを見ながら戦争や核について考えるのはいかがだろうか。