2011年2月19日土曜日

sonia rosa - socorro taro!



(日本人ではないが、作曲がルパンの大野雄二であり、途中日本語なのでこちらで)

和モノを聞いていると、必ずぶつかるソニア・ローザ。
日本にボサノバを広めた一人といっても良い彼女だが、
一時嫌というほど聞いたので未だ食傷気味。
しかし、この曲はメロディもさることながら、
実子である太郎君の歌声や親子の会話に顔が緩む。

独特の世界観がある、大野雄二のサウンド。
初めて聞いても大野氏の作曲だとわかる。
自分のカラーを出せる作曲家が、現代にどれほどいるのだろう。

2011年2月14日月曜日

しばたはつみ - my sweet little eyes



去年3月に急逝した、しばたはつみ。
この人も稀有な才能を持つ歌手。

そんな彼女が残したこの曲は、ロッテのチョコレート販促曲の様。
作曲・作詞はまたもや浜口庫之助。

いやーかっこいい!
この頃は実力のある歌手が多かった。

今ではホストやキャバ嬢の様な輩達が、
カラオケの延長で同世代の薄っぺらい恋愛観を代弁する。
世の中には何人の「歌姫」がいるんだろう?

そんな今日はバレンタイン。
カカオのように苦々しい僕の思いとは裏腹に、
街中にいっそう「歌姫」達の怪音・奇声がこだまする。

2011年2月7日月曜日

加橋かつみ - かもめが空を



加橋かつみ。
元タイガースいや、グループサウンズの象徴といっていい人。
脱退劇やらのゴタゴタに巻き込まれ、失墜していった悲劇の人の記憶。

さて、この曲はちょうど僕が幼稚園に通っていた頃、
ひらけ!ポンキッキのエンディングテーマとして使われていて、
この曲が終わると幼稚園に出発!という合図であった。

僕だけでなく、同じ経験を持つ同世代の方々の間では、
幻と言われ続けた曲である。(レコード化されておらず知育用のカセットにのみ収録)
ネット環境を手に入れるまでの数十年の間、ひたすら頭の中で鳴り続けた名曲。

この頃のポンキッキは、当時のヒット曲をふんだんに使用し、僕の情操教育にかなり影響を与えた。
テレビがまだ色々な試行錯誤をしていた良き時代。

今のテレビは毒にしかならないと感じるのは僕だけか。

2011年2月2日水曜日

和田アキ子 - あなたにありがとう



若い子たちは、威張ったタレントとしか思ってないのだろう。
初対面の人に好きな歌手として挙げるとビックリされることがある。

アッコといえば、「あの鐘を鳴らすのはあなた」「古い日記」がメジャーどころか。
この曲も名曲として挙げられる。まさに昭和のリズム!

僕は70年代あたりのアッコが好きでそれ以外は受け付けない。
最近のテレビは(周りの気の使いように)ハラハラするので見ないことにしている。